パリ五輪で「体操ニッポン」の伝統を引き継ぎ、大活躍したのが岡慎之助選手(20歳、徳洲会)です。個人総合、鉄棒、団体総合の3種目で金メダルという3冠を達成しました。3冠は1972年のミュンヘン五輪(西ドイツ)で活躍した加藤沢男選手以来という快挙。岡選手はさらに平行棒でも銅メダルを獲得し、合計4つのメダルを手にしました。 この成績をたたえ、岡選手には日本オリンピック委員会(JOC)から1600万円、日本体操協会から170万円、総額で1770万円の報奨金が出ることになりました。帰国後の記者会見でその使い道を問われた岡選手は「練習の道具だったり、疲労回復のために使ったりしたい。自分はサウナが好きなので