筆者が「日本株に強気になれない3つの不安、日経平均もTOPIXも高値更新だが…」という表題の小論を寄稿したのは7月7日のことでした。日経平均株価はその後も上昇し、7月11日には4万2000円台をつけるなど最高値を更新しました。 それから1カ月も経たない8月5日、日経平均は3万1000円台まで暴落しました。いったい何が起きていて、今後はどうなるのでしょうか? 前回のコラムで筆者が指摘した3つの不安要因とは、でした。 その3つの不安材料がいずれも現実のものとなったことで、円高と株安が始まったのです。 まず日銀の政策転換ですが、日銀は7月末の金融政策決定会合で、毎月の国債購入額を段階的に減額すると決
【日経平均暴落】「3つの不安」が的中した株式市場で何が起きて、今後はどうなるのか?
中東情勢も焦点、市場が期待していた利下げシナリオが吹っ飛びかねない
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供