2024年7月17日、韓国政府はチェコ政府から原子力発電所建設の受注に成功したと発表した。 1期分の事業費は24兆ウォン(1円=9ウォン)という大型事業だ。だが、吉報にもかかわらず「最大受益企業」の株価は低迷が続いている。「久しぶりに明るいニュースだ」 エネルギー政策に長年携わってきた韓国政府の元高官は喜びを隠さない。 韓国に一報が入ってきたのは7月17日夜9時前。 チェコ政府は閣議で原発の建設事業で韓国電力公社の子会社である「韓国水力原子力」を優先交渉権者に選定したと発表した。 チェコでは6基の原発が稼働中だが、さらに4基を建設し、2036年に稼働させる計画だ。 まず2基を建設し、さらに2基
韓国がチェコで原発の大型受注に成功、ところが諸手を挙げて喜べない事情
なぜか「最大受益企業」の株価が低迷、オーナー家支配強化への反発も
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