11月の米大統領選挙では、民主党はジョー・バイデン現大統領、共和党はドナルド・トランプ前大統領を候補者として指名しています。6月27日に開かれた両氏によるテレビ討論会ではインフレや移民政策などをテーマに論戦が繰り広げられました。 互いを「史上最悪の大統領」とも非難。トランプ氏は虚偽の発言が少なくなかった一方、バイデン氏は度々言葉に詰まるなど安定感や力強さが欠如した様子が見受けられ、有権者が心配していた年齢や健康状態への懸念を露呈する形となりました。 CNNの世論調査によると、どちらが討論会で優勢だったかについてたずねた質問では、トランプ氏と答えた人の割合が67%と、バイデン氏を大きく上回りまし