人間は、かつて自分が生きてきた時代を懐かしみ、評価したがるものらしい。英語でも「グッド・オールド・デイズ(good old days)」という表現があるように、これは人間に一種普遍的な感情だといっていいのかもしれない。 この感情の背後には、当然、現在自分が生きている時代への違和感ないし反感がある。つまりわたしは総体として、いまの世の中が好きではない。 もちろん世の中はわたしのためにあるのではないから、そのことはいい。しかし時代がわたしを無視するように、わたしも時代の気に入らない部分は無視していいのである。 なんだヒップホップやラップって? 昭和生まれのわたしなどお呼びでない現在のヒット曲に人気
「やっぱり昔はよかった」と思うもの、「断然、いまの方がよくなった」と感じるもの
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