米半導体大手エヌビディアの時価総額が世界で首位に躍り出ました。6月5日には米アップルを上回り世界2位に浮上、その後18日に時価総額が3兆3350億ドル(約526兆円)に達し、首位だった米マイクロソフトを上回りました。 エヌビディアが5月下旬に発表した2024年2〜4月期の決算では純利益が148億ドルと前年同期の7.3倍に急拡大。大量のデータを用いた複雑な処理が可能な画像処理半導体(GPU)など生成AIの開発に不可欠なAI半導体の需要拡大が利益を押し上げています。 昨年からうなぎのぼりに上昇するエヌビディアを中核に、半導体や生成AI関連の株価上昇を市場では「エヌビディア祭り」と表現されています。
【エヌビディア時価総額世界首位】生成AI祭りの半導体株、英アームは年初来2倍 TSMC6割高…各国は巨額補助金合戦
エヌビディア株だけじゃない“生成AI祭り”(3)