3月16日に北陸新幹線の金沢~敦賀間が延伸開業した。能登半島地震による沿線地域の観光への影響が懸念されたものの、東京~敦賀間が最速3時間8分で結ばれることとなった。とりわけ新幹線が初めてお目見えした福井県では恐竜博物館などが人気を集め、同館にアクセスする第三セクター・えちぜん鉄道でも、車内が恐竜づくしの“恐竜列車”の予約が好調で増便されるなどの盛り上がりを見せている。 華々しいニュースの一方、消えゆく鉄路もある。 JR北海道では根室本線の富良野~新得間が3月31日をもって鉄道営業を終了した。2016年8月の台風で甚大な被害を受けたことも要因だが、少子高齢化の影響から恒常的な赤字の続く路線はJR
年間1800人が訪れる廃線ウォーク、「峠の釜めし」で知られた旧信越本線・碓氷峠にはなぜ今も人が集まるのか
【シリーズ】観光コンテンツとしての鉄道廃線トンネル
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