ロシアの哲学者、政治家、そして後に革命家となったウラジーミル・レーニン。ロシア共産党の指導者として、1917年の十月革命を指導し、世界初の社会主義国家であるソビエト連邦社会主義共和国(ソ連)を樹立した人物だ。 そんな彼は、プーチン大統領のウクライナ侵攻をどう思っているのだろうか?「ロシアのウクライナ侵攻を支持するか」という直球の質問を彼にぶつけてみたところ、「帝国主義的な野望よりも、労働者階級と抑圧された民族の利益を優先すべきだ」との答えが返ってきた。労働者階級の革命を主導した、彼らしい反応と言えるだろう。 もちろん、本物のレーニンに質問できたわけではない。彼はいまから100年前の1924年に