バブル崩壊後の経済縮小に人口減少も加わって、何もかもが縮小均衡へと向かい、今に至ります。日経平均株価が34年ぶりに最高値を更新したというニュースもありますが、私たちの生活に“上向き”の実感を伴うには至っておりません。 上り坂で頂上を目指すときには目的が明確ですので、どんなにつらくてもなんとか乗り切れるものですが、逆に下に向かって降りるときには非常に難しい。一気に降りると膝を壊しますし、寄り道が過ぎると時間がかかり過ぎてしまう。そもそも目的地が一つではない。実際の登山でも、遭難が多いのは下山の行程だと聞きますよね。 日本社会で暮らす人のすべてが無関係ではいられない「下り坂の歩き方」について心得る
《日経平均が最高値圏のいま考える》下り坂の時代、ビジネスパーソンは「自分の軸」をどう磨いていけばいいのか
【前編】元銀行マン・経営コンサルの西本願寺・執行長、安永雄彦氏が語る「会社と自分」
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