小学校入学から中学・高校、人によっては大学まで学び続ける「算数・数学」。長い期間にわたって学ぶ分、一度苦手意識を持ってしまうとなかなかに苦労を強いられる。中には、「数学が苦手だから文系を選択した」という人もいるのではないだろうか。「楽しさ」を感じられないものに好意を抱くのは難しい。学生時代は、公式を覚えたり、問題を解いたり、テストで高得点を取ったりすることが目的になりがちで、娯楽性は低い。例えば、漫画やゲームをきっかけに歴史にハマる人は多いが、ただ単に年表や人名を覚えるだけでは味気ないだろう。 そんな算数・数学の「楽しさ」に気づくきっかけを与えてくれるのが、今回紹介する『文系オトナですが、今か