ヨハネスブルクの空港から市街地までは高速道路が整備され、近代的なビルが建ち並ぶ町へと車は進んで行った。成田空港からマレーシアのクアラルンプールを経由、さらにインド洋を延々と飛んでヨハネスブルクへ着いた。アフリカ大陸は北回り、南回りいずれで飛んでも果ての果てというのが実感だ。 南アフリカに根付いた白人たちが豊かな暮らしを享受している国だとは聞いていた。が、まったくアフリカの香りがしない。さらにヨハネスブルクはスマートシティとしての歩みも進んでいた。 モバイル端末を借りるとニュースがリアルタイムで流れてくる。30年前の当時、まだスマホもなくまったくのアナログ生活をしていた私はまた驚いた。 しかし、