高田さんの話術については、ICレコーダーを売る時の事例がよく引き合いに出されます。「お父さん、お母さん、留守しがちな息子さんに、冷蔵庫にね、こういうのをちょっと作って置いてあるからって、ICレコーダーに吹き込んで、伝えるのはどうですか。ちょっとお互いコミュニケーションが足りないのが、解消されそうでしょう」みたいなことを言うのですよ。 そこには演者は①我見(がけん、役者自身の視点)② 離見(りけん、観客が役者を見る視点)③離見の見(我見と離見を客観的に俯瞰して見る視点)の3つを意識する必要があると書かれています。そしてジャパネットでは、「今の商品の説明は『我見』になり過ぎている」といった言葉を交
「伝え方の達人」ジャパネットたかたの高田明は世阿弥に学んだ テレビ東京解説キャスターが明かす伝え方の極意
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