1月22日の米WTI原油先物価格は前週末比1.78ドル(2.4%)高の1バレル=75.19ドルで取引を終了した。ウクライナの攻撃でロシアからの原油供給に支障が生じる懸念が「買い」を誘った。 21日、ロシア北西部サンクトペテルブルク近郊のウスチルガ港にあるエネルギー大手ノバテクのガス関連の生産施設と輸出拠点が、ウクライナのドローン攻撃を受けて操業停止に追い込まれた。火災は収まったものの、操業再開には数週間を要すると言われている。 西側諸国からの支援が滞り、苦境に陥りつつあるウクライナ軍はこのところ、ドローンを使ってロシア領内への攻撃を頻繁に行うようになっている。バルト海に面するサンクトペテルブル
原油市場でロシアめぐるリスクが再燃?窮地のウクライナがガス関連施設を攻撃
中東では続く米軍のフーシ派攻撃でサウジアラビア・リスクが上昇
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