イエメンの反政府武装組織・フーシ派が、紅海で民間の商船に昨秋以来繰り返し攻撃を続けている問題で、米軍は17日、同組織の軍事拠点に4度目の空爆を行ったと発表した。米英軍が合同で同組織に対する攻撃を開始してから1週間が経ったが、英高級紙ガーディアンは18日午前2時(現地)の電子版で、英軍機の関与については未確認としている*1。 一方、フーシ派を支援するイランはこの数日、周辺のシリアやイラク、パキスタンに相次いでミサイル攻撃や空爆を行い、立て続けの越境攻撃に地域の緊張が高まっている。イランはこうした攻撃について、「イスラエルのスパイ拠点があった(イラク)」、「今月3日にイランで80人以上の死者を出し