元日の夕方、関東地方でも大きな揺れを感じた。令和6年能登半島地震。その翌日の羽田空港での航空機事故。新年の混み合う空港で被災地に向かおうとしていた海上保安庁の飛行機が絡んだ事故だけに、一層、気持ちは複雑だ。同じ言葉が何度も繰り返されるが、亡くなった方々のご冥福を祈り、被災地でなお苦労を強いられておられる方々が一日も早く日常を取り戻されることを、どうしても祈らずにはいられない。 緊急事態において公的当局が何をすべきかと言えば、まずは必要な意思決定を即座に下すことだ。ともすれば状況が分かるまで様子をみたくなるのは人の常だが、これまでに日本は数々の緊急事態を経験してきた。それらを活かした初動について
能登半島地震が再度突きつけた重い課題、政府は非常時の資金調達力を保てるか
次なる震災も見据え、被災者支援・復興対応が継続できる財政バランスを議論すべし
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