COP28では諸国が「化石燃料からの脱却」に合意したという報道があったが、これは意図的に広められた偽情報である。 実際に合意されたのは「COP28が各国に化石燃料から移行する世界的な努力に寄与するように呼び掛けた」というだけだ。各国が約束したわけではない。しかも原子力推進や再エネ推進など、8項目もあるオプションの1つとしてこれが取り上げられたに過ぎない。 中国もインドもサウジアラビアも、この合意があるからといって石炭や石油の採掘や利用を制限しようとは微塵も感じないだろう。 他方で、全く報道されていないが、COP28の本質は南北の分断だった。 COP28に先立ち、G7合意では、途上国にも「205
日本がパリ協定を離脱する日、このままでは産業空洞化が加速するばかり
先進国経済が崩壊し中国を利するだけの協定は破綻必至だ
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