能登半島地震、航空機事故と2024年の日本は暗い幕開けとなってしまった。海外では、ウクライナとガザで戦闘が継続しており、いずれも停戦の見通しは立っていない。 今年は、世界情勢に大きく影響を与えそうな選挙が行われる。 1月13日には、台湾の総統選挙がある。与党・民進党の頼清徳、野党第一党・国民党の侯友宜、野党第二党・民衆党の柯文哲の三つ巴の選挙戦である。中国との関係を巡って、台湾独立志向の頼、中国との良好な関係維持を目指す侯や柯との違いが目立つが、選挙結果は東アジアの安全保障に大きな影響を及ぼす。 経済運営などで、民進党政権への国民の不満は高まっており、頼が優位だとは言えない状況である。 3月に
【舛添直言】2024年、欧州で極右が台頭の予感、ウクライナには嫌な展開に
注目は1月の台湾総統選、中国は「台湾統一」に踏み込むのか
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