鉄道事業者にとって連休や長期休暇といった繁忙期は多いが、大晦日から元日にかけても書き入れ時といえる。 通常、鉄道は早朝から深夜までしか運行しないが、大晦日は例外的に24時を回っても元日のダイヤを引き継ぎながら切れ目なく列車が運行される。こうした運行態勢を「終夜運転」と呼ぶ。 鉄道各社が大晦日に終夜運転を実施するのは、年が明けてすぐに参詣したいという人が多く、日が変わるタイミングを見計らって神社仏閣へと足を向ける人が少なくないからだ。 だが、2020年から続いたコロナ禍により、鉄道各社は密を避ける意図もあって終夜運転を自粛していた。そのため、それまで鉄道に乗って初詣へと出向いていた人たちの多くは
大晦日~元日の鉄道終夜運転、実施する会社としない会社の対応が分かれたワケ
沿線に伊勢神宮や春日大社のある近鉄は終夜運転に加え留置車両での休憩も可能
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