中国の「一帯一路」構想が今年で10周年を迎える。華々しいデビューを飾った構想だが、「債務の罠」の懸念が払拭できないなど、ハードインフラを中心に課題もある。 このような中で、G7は新興国のインフラ投資パッケージ「PGII(グローバル・インフラ投資パートナーシップ)」を発表した。「一帯一路」への対抗と解されている。「一帯一路 vs PGII」という単純な構図では語れないが、インフラ投資の新たなルール形成に日本の強みを反映するなど、有効な打ち手はまだ残されている。「質の高いインフラ輸出」を掲げる日本政府の後押しとなるか。 中国の「一帯一路」構想が今年で10周年を迎える。「一帯一路」は2013年秋に習
G7によるインフラ支援策「PGII」は中国「一帯一路」のライバルになり得るか
10周年を迎える「一帯一路」、インフラ輸出を目指す日本政府に必要な打ち手
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