「(中国と日韓の間に)不和の種をまこうとする恣意(しい)的な試みだ」 中国外務省の報道官は8月21日、バイデン米大統領が18日にキャンプデービッドで日韓首脳と会談したことについて、このように非難した。台湾問題や南シナ海における中国の行動について言及されたからだ。 バイデン政権は南シナ海の実効支配を進める中国に対する包囲網を強化しており、中国と海洋権益を争うフィリピンを多国間で支える体制も整備しようとしている。中国では「日米韓でNATO(北大西洋条約機構)のような軍事組織を構築するのではないか」との疑念も生じている。 バイデン政権がアジアでの軍事的プレゼンスを急速に高めつつあるのは、米国内で中国の
世界最強・米軍のアキレス腱、肥満と人工中絶問題が日本の安全保障を揺るがす
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