この状況は日本で例えるならば、東京・日本橋の歴史的建築を2つ、異なるフランス人建築家が相次ぎ改修して再生させた、という感じだろうか。安藤ウオッチャーであり、SANAAファンでもある筆者としては、コロナでなければすぐに飛んで見に行ったのだが…。ようやくできたリポートをお届けする。 まず、「ブルス・ドゥ・コメルス/ピノー・コレクション」。場所はパリの中心部、レアール近く。2021年5月にオープンした美術館だ。「ブルス・ドゥ・コメルス(Bourse de Commerce)」とは、フランス語で「商品取引所」の意味。もともとは18世紀に穀物取引場として建てられた。いかにも町のシンボルという円形平面・ド
パリの日本人建築についに対面、安藤忠雄とSANAAに思わずブラボー!
日本の建築家“ツートップ”が手掛けた美術館と百貨店を誇りに感じた
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