マンション価格の高騰にともない、賃料水準も上がっている。そこで、さらなる値上がりや賃料収入による運用益の確保を狙い、マンション投資を行う人が増えている。エリアによっては投下資金を15年程度で回収できる魅力的な場所もあるというが、いったいどこで、どんな街の特徴があるのか。住宅ジャーナリストの山下和之氏がレポートする。(JBpress編集部) 新築分譲マンションの価格が上がり続けている。不動産経済研究所の調査によると、首都圏の新築マンションの2022年度の平均価格は6907万円。2012年度は4563万円だったから、この間に51.4%も上がったことになる。 一方、東日本不動産流通機構によると、首都