ウクライナ軍の反攻を支援するため、バイデン米政権は、民間人巻き添えの危険性が大きく、2008年のオスロ条約では使用・開発・製造・貯蔵が全面的に禁止されているクラスター弾の供与に踏み切る。 米国とロシア、ウクライナはオスロ条約に加盟していないものの、北大西洋条約機構(NATO)加盟国からは反対の声が上がる。 クラスター弾は複数の子弾を含む兵器。爆撃機から投下、地上や海上から発射され、空中で開いて数十から数百の子弾を放出する。 攻撃範囲内にいる者は軍人であれ民間人であれ、無差別に死亡または重傷を負う恐れが極めて高い。多くの場合、子弾は設計通りには爆発せず、危険な不発弾として残り、民間人の巻き添え被
戦争は大きな岐路に、「非人道的兵器」クラスター弾でウクライナの反攻進むか
底をつくウ軍の弾薬、供与する米国もギリギリの決断、国際的評判落とす懸念も
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