NHK大河ドラマ『どうする家康』で、新しい歴史解釈を取り入れながらの演出が話題になっている。第15回放送「姉川でどうする!」では、織田・徳川連合軍と浅井・朝倉連合軍の間で行われた「姉川の戦い」で家康がどのように戦に臨んだのか、信長との関係性とともに描かれた。その見所について、『なにかと人間くさい徳川将軍』の著者で、偉人研究家の真山知幸氏が解説する。(JBpress編集部)「引間? しかしながら、引間城はちいそうございますし、すでに見付城を大きく作り直しまして・・・」 徳川家康の重臣から発せられた、そんなつぶやきが印象的だった。第15回放送「姉川でどうする!」では、織田信長に無理難題を押し付けら