明るい陽の光と、青々とした緑が輝く季節。毎年4月末から始まる大型連休に心躍らせている人も多いことだろう。 先日、その大型連休に合わせて岸田首相がアフリカを訪問すると報じられた。お膝元の広島で開催される5月の主要7カ国首脳会議(G7サミット)を前に、エジプト、ガーナ、ケニア、モザンビークの4カ国を歴訪する。南半球を中心とする新興国や途上国、いわゆる「グローバルサウス」との連携強化が目的だ。 このタイミングで日本がアフリカとの関係強化を図ろうとする背景の一つに、アフリカで影響力を高める中国の存在がある。 中国は近年、広域経済圏構想「一帯一路」を通じて、インフラプロジェクトを中心に、アフリカに多額の
岸田首相のアフリカ歴訪、この30年のカギを握るアフリカで日本は何ができるか
欧米中が勢力を争う「最後のフロンティア」で求められる日本的支援
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