[ロンドン]英国の週末はサッカーに始まってサッカーに終わる。 有料放送でイングランド・プレミアリーグの試合を観戦して夜は英BBC放送のサッカー番組『マッチ・オブ・ザ・デイ(MOTD)』を視る。翌朝イングリッシュ・ブレックファーストを食べながら「タブロイド」と呼ばれる大衆紙で結果を確認する。 しかし3月11日、そんな風景が一変した。 英仏海峡を密航してくる不法入国者の小型ボートを阻止する政府法案をツイッターで「1930年代の(ナチス)ドイツ」にたとえた元イングランド代表主将で1986年サッカーW杯メキシコ大会得点王ゲーリー・リネカーがMOTDの司会者を降板させられたことを発端に元イングランド代表ア
政府の難民政策批判のリネカーを降板させたBBC、自ら「崩壊の危機」招く
「政府への従順さ」を最優先した報いか、視聴者と出演者から見放されるBBC
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