新しい歴史解釈を取り入れながらの演出が話題になっているNHK大河ドラマ『どうする家康』。第9回放送分では、家康が家臣たちの裏切りを乗り越えて一向一揆に立ち向かいながらも、自身のリーダーとしてのあり方を問う。そんな家康の転機となる放送内容だった。第9回の見どころポイントや素朴な疑問について、『なにかと人間くさい徳川将軍』の著者で、偉人研究家の真山知幸氏が解説する。(JBpress編集部) 決断に迷いを見せれば「頼りない」と言われてしまい、それならばと、自分の感覚を信じて突き進めば「意見を聞いてくれない」と不満が出る・・・。全くもって組織のリーダーというものは、いつの時代も難しいものだ。もしかした