埼玉県在住の50代パート女性は、間もなく優待投資歴15年になる。パート収入を使って、食料品や金券、化粧品など欲しい優待を実施する銘柄をコツコツ購入してきた。 基本はバイ・アンド・ホールドで、優待廃止以外の理由で手持ちの株を売ったことはない。保有する日本マクドナルドホールディングスで、2014年に期限切れの鶏肉を使用した問題が発覚し株価が低迷したときも、手放そうとはつゆほども思わなかった。ハンバーガーやサイドメニュー、ドリンクと引き換えられる同社の優待券は女性の大のお気に入りだからだ。 昨今の値上げラッシュで食用油や調味料、ビールなどの販売価格が高騰する中、「食費のかなりの部分を優待品で賄えてい
ビットコイン付与など株主優待に変化、個人の投資戦略にどんな影響があるか
海外投資家などへの配慮で優待廃止の一方、多様化も進む
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