[ロンドン]資本主義に怒っていいんだ――。「民主的社会主義者」を自認し、2016年と20年の米大統領選民主党指名候補争いに敗れたものの熱狂的な若者の支持を集めたバーニー・サンダース上院議員(81)が新著『It’s OK to Be Angry About Capitalism』の出版に合わせて英国を訪れ、2月24日、ロンドンの外国人特派員協会(FPA)で取材に応じた。「この本は米国で普通の人々の生活に何が起きているのかという根本的な疑問を投げかけている。私たちはどのようにして現在に至り、社会として世界として、どこへ行きたいのか。テクノロジーが爆発的に発展している今、ロボットや人工知能(AI)が米