北朝鮮は元日未明、首都平壌の竜城付近から日本海に短距離弾道ミサイル1発を発射した。浜田靖一防衛相は「最高高度約100キロメートルで約350キロメートル飛行し、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下した」と発表した。北朝鮮は大晦日にも短距離弾道ミサイル3発を発射している。 米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)ミサイル防衛プロジェクトのデータによると、昨年、北朝鮮が発射したミサイルは99発を数える。過去最も多かった年はドナルド・トランプ米大統領(当時)が北朝鮮に対し「炎と怒りに直面する」と警告を発した2017年の24発。昨年、金正恩朝鮮労働党総書記はそれより実に4倍以上も多いミサイルを発