文化の発展に功績が顕著な人に贈られる2022年度の「文化功労者」に、将棋棋士の加藤一二三・九段が選出された。62年にわたる長い現役生活と、2017年に引退後もタレント活動を行って将棋の知名度の向上に尽くしたことが顕彰された。将棋界では、1990年の大山康晴十五世名人に次いで2人目となる。 11月4日に都内ホテルで顕彰式が開かれた。加藤九段は、文化功労者(計20人)に選ばれたシンガーソングライターの松任谷由実さんらと出席した。 加藤は記者陣に「今後も健康に留意して、これまでどおり良い仕事をしていきたいと決意しております」と語った。 加藤九段は「ひふみん」の愛称で親しまれている。テレビのバラエティ
「ひふみん」加藤一二三・九段、悲願の名人位を42歳で獲得した神武以来の天才
初の中学生棋士から低迷期を経て、名人位に就いた「レジェンド」の棋士人生
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