ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が12月21日、米国の首都ワシントンを電撃訪問し、ジョー・バイデン米大統領と会談した。米上下両院合同会議で演説した。 ロシアがウクライナ侵攻を始めた2月24日以降、ゼレンスキー氏が外国を訪れるのは初めてだ。 しかも計画は超極秘裏に練られ、ポーランド経由、米政府が差し向けた大統領専用機「エア・フォース・ワン」でのワシントン入りだった。 戦闘が激化する中で大統領みずから同盟国でもない米国を訪問すること自体、ウクライナにとって戦況が切羽詰まってきたことの表れだ。 バイデン氏は、ウクライナの防衛能力を強化するとして、地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」を
米議会を虜にした千両役者ゼレンスキー大統領だったが・・・
米国内ではキッシンジャー博士の提唱する和平論くすぶる
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