長野市で、「子どもの声がうるさい」というたった1軒の住民からの苦情を受けて、市が公園を廃止するというニュースが波紋を広げた。 これについては、長野県の県民性ともいうべき視点から、すでに考察している(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/73092)。 そこでも触れたことだが、長野県の出身と聞いて他県の出身者が抱くイメージは、大学の進学と同時に上京した私に浴びせられた言葉からよくわかった。いわく、「教育県」「理屈っぽい」「まじめ」「頭が硬い」「頑固で融通が効かない」などなど。もっとも、それは昭和の終わりから平成にかけてのことだったが、それでもその後もしつこく