11月以降、中国を巡る外交が新たな展開を示している。 11月4日にドイツのオラフ・ショルツ首相が訪中し、習近平主席らと会見した。それには12社のドイツ主要企業のCEOらが随行した。 そのショルツ首相の訪中にフランスのエマニュエル・マクロン大統領も一緒に加わる意向を示したが、総合的な判断から同行を見送り、1月に改めて訪中を予定していると報じられている。 12月1日にはシャルル・ミシェルEU大統領も訪中した。 この際、現在審議が停止しているEU中国包括投資協定の審議再開の道筋についても話し合われた可能性を指摘するEUの外交専門家の見方もある。 この協定は2020年末に大筋合意に達したが、その直後に