韓国で発生した通信アプリ「カカオトーク」の障害が大きな批判を生んだ。 メディアは連日カカオ批判を続け、創業者や経営者が国会に招致されて厳しい質問を浴びた。わずか10年で「新財閥」とも呼ばれるまでに急成長したカカオへの批判が噴出してしまった。 通信障害が起きたのは2022年10月15日土曜日の午後だった。 ソウル郊外の板橋(パンギョ)にあるカカオのデータセンターで火災が発生したためだ。 筆者はこの日、韓国人2人と夕食の約束をしていた。1人が少し遅れて到着し「カカオを送ったのですが」と言ったが、届いていなかった。 その場はそのまま話題にもならなかったが、帰宅してニュースで火災のことを知った。 翌朝