2022年9月26日、政府系金融機関であるKDB韓国産業銀行の会長が記者会見を開き、経営権を持つ大宇造船海洋の買収にハンファグループが名乗りを上げたことを明らかにした。 大宇造船を売却する動きはこれで6度目といわれ、韓国の産業界では「今度こそ」と「今度は大丈夫か」という声が交錯している。 産業銀行の姜錫勲(カン・ソクフン=1964年生)会長の9月26日の会見は、「サプライズ」だった。 韓国財閥7位のハンファグループが、大宇造船海洋を買収する優先交渉権者となることで産業銀行と合意したと発表したのだ。 ハンファグループは、大宇造船海洋が実施する増資を引き受ける形で2兆ウォン(1円=10ウォン)を出