米国は民主党と共和党で真っ二つに割れていることはよく知られている。 その中でも、気候変動問題は最も対立が深刻だ。 民主党は「気候危機」説を支持しており、「2050年CO2ゼロ」といった極端な脱炭素が必要だとする。脱炭素政策のことを米国では「グリーンディール」と呼んでいる。 これに対して共和党の議員や支持者の多くはそもそも「気候危機」説を信じていない。地球温暖化は起きているにしても、それほど甚大なものではないという理解だ。それよりも、「グリーンディール」によって国家の安全保障や経済が大きく悪影響を受けることについて、強く反対し、米国は化石燃料を含めてエネルギーを増産すべきだとしている。 このこと
米共和党は有力議員までなぜグリーンディール政策を「愚か」と批判するのか
今秋の中間選挙、次の大統領選を見据えて日本のエネルギー政策を見直すべき
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