僕は物事をアジャイルというか、行き当たりばったりで考えるところがありまして、構想をバーンと上げて、そっちに勝ち進んでいけというスタイルです。当然、途中で様々な問題に直面するので、そういった問題を一つひとつ解決し、あるいは軌道修正を図りながら構想の実現を目指す。 2019年に構想を発表した時も、そこまで綿密に考えていませんでしたが、いやここまで大変だとは考えていませんでした。特に、高専設立を言い出して、様々な人を巻き込んで進めてきたことに対する責任感。これは企業経営とはケタが違いました。 実際、比較的早い段階で大蔵さんが学校長を引き受けてくれましたが、理事長候補はなかなか決まらなくて……。いろい
起業家と移住者、過疎に苦しむ町が誕生させた神山まるごと高専の10年物語
高専理事長に就任したSansanの寺田親弘社長に産みの苦しみを聞く(1)
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