社会の中で「ジェンダー平等」が強く叫ばれるようになってきた。西側諸国の様子を見ていると、一瞬それが世界標準のように思うこともあるが、もちろんそうではない。むしろ明らかに逆行している地域もある。例えばタリバンが事実上政権を掌握しているアフガニスタンだ。 国際人権団体のアムネスティ・インターナショナルは7月27日、タリバン暫定政権発足後、女性の生活が破壊されていると発表。タリバン政権に抗議した女性に対する暴力が横行し、またタリバン構成員と結婚を強要される少女や、経済危機のため親の了承の元で年の離れた男性と「児童婚」せざるを得ない少女が増えているという。アムネスティ・インターナショナルが接触した女性
【写真ルポ】暴力、児童婚、服装規定…タリバンはどれだけ女性を虐げるのか
イスラム国家の中で突出した「女性抑圧」のアフガニスタン・タリバン政権
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