6月15~18日、ロシア第2の都市サンクトペテルブルクで毎年恒例のサンクトペテルブルク国際経済フォーラムが盛大に開催された。 その最中、スウェーデンのイケア、米国のコカ・コーラ、フランスのロキシタンなど大手外資系企業がロシア撤退を相次いで公表した。 世界経済発展のためのサンクトペテルブルク国際経済フォーラムに、まさに水を差すニュースとなった。 特にイケアの撤退発表は注目を集めた。 イケアが2000年に1号店を開いた時には、そこがモスクワ市中心部から離れた場所だったにもかかわらず4万人以上の客が押し寄せた。 この熱狂ぶりは当時、マクドナルドの進出と並ぶ逸話である。 イケアはその後20年以上ロシア