[キーウ州ブチャ発]6月13日朝、キーウ州ブチャに近い森の中で、ロシア軍の占領下に殺害され、地中に埋められた民間人の遺体が見つかったと地元のキーウ州警察本部から連絡があった。 ちょうどその日は取材協力者の案内でロシア軍に一時占領されたイルピン、ブチャ、ホストメリを回る予定だったので、遺体発掘現場の合同取材に飛び入りで加わった。 待ち合わせ場所のキーウ地域精神神経科病院で「遺体が発見された森にはロシア軍の地雷が埋められている。昔の戦争の地雷も残っている恐れがある。車1台が何とか通れるダート道を行くので、帰りはバックで戻らないといけないかもしれない」と説明があった。少し怖気づいたが、ここまで来て引き
ブチャ近郊で発見、これがロシア軍が虐殺した民間人を埋めた「集団墓地」だ
次々と掘り起こされる土気色したマネキンのような遺体、痛感した露軍の不正義
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