ウクライナに侵攻したロシア軍による使用が危ぶまれている化学兵器。そのひとつであるサリンを、1995年に日本の首都の地下鉄に撒いて未曾有のテロ事件を引き起こしたのが、オウム真理教だった。 その後継団体は、いまも日本国内で活動を続けている。教祖の麻原彰晃(本名・松本智津夫)への絶対的帰依を明確にしている「Aleph(アレフ)」と、やはり麻原への絶対的帰依を貫きながら「Aleph」と一定の距離を置く「山田らの集団」と呼ばれる2つの主流派。それに麻原の影響力は払拭したとする上祐史浩代表が率いる「ひかりの輪」と自称する団体だ。この3つの団体を合わせて構成員は約1650人とされる。 そして、かつてオウム真
困窮期のロシアを取材して気づいた、彼らが「プーチン崇拝」をやめない理由
純粋・愚直を尊ぶ国民性、「ソ連復活」をひたすらに求める指導者と親和性
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