日本の「戦争反対」や「平和を」という主張はすべての戦いを否定するという立場に立脚している。だが生存していくうえで、その生存自体への危機や脅威とも戦ってはいけないとなれば、あとは死、つまり生物としての絶滅を意味するだけとなる。