ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受けて大きく下落している各国の株式市場。深刻な地政学リスクに晒されている欧州も、ユーロ相場が値を下げるなど深刻な影響を受けているが、ユーロ圏の実体経済はそれほど悪くない。もっとも、欧州中央銀行(ECB)にとっては、底堅い実体経済と改善し始めた雇用市場、そして上がらない賃金は頭痛の種でもある。
地政学リスクが高まるユーロ圏、上がらない賃金は「嵐の前の静けさ」か
荒れる株式市場とは裏腹に底堅い経済、ECBが直面する雇用と賃金のねじれ
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