今回は「鎌倉殿の時代」を東アジア世界という視点から考えてみましょう。奈良〜平安時代の日本は、基本的には中央集権国家です。「中央集権」というと、中央の政府が政策を一元的に決める体制、というイメージを持つ人が多いと思います。