過去1年続いた主要通貨におけるドル高トレンドは今年も変わりそうもない。金融市場の関心事はウクライナ情勢だが、ウクライナ情勢が落ち着けば、ドルに対する主要通貨の強弱がよりクローズアップされるだろう。その中で、世界の流れにあらがって金融緩和路線を続ける日本と円はどうなるだろうか。みずほ銀行のチーフマーケット・エコノミスト、唐鎌大輔氏が解説する。