今もその遊廓時代の雰囲気を色濃く残す飛田新地。そこに、かつて「満すみ」という屋号で営業し、今は廃墟となった飛田遊廓時代の建物がある。この「満すみ」を舞台にした写真集が『ある遊廓の記憶 飛田新地の廃墟が語る「在りし日」』だ。本書を上梓した蛙企画の篠原匡氏に話を聞いた。