北京冬季五輪(以下、北京五輪)の外交ボイコットはよく出るテーマとなった。確かに、100万人を超えるウイグル人の強制収容や人口を増やさないための不妊治療は常軌を逸した人権蹂躙だが、外交ボイコットがウイグル問題の改善につながるのだろうか。筆者は疑問だ。権威主義的傾向が強い中国が諸外国の外交ボイコットに対して、ウイグル問題を反省して対応策を講じるとはとても思えない。
北京冬季五輪の外交ボイコットがほぼ無意味だと感じる理由
米国が民主主義サミットで進めた世界の分断を強化するだけ
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