岸田文雄首相が所信表明演説で、我が国のミサイル防衛戦力に「敵基地攻撃能力」を選択肢に加える意思を表明した。弾道ミサイル防衛の方策として理にかなっていることは間違いないが、その戦力はかなり強大な軍事力を意味するため、はたして実現可能なのかという問題が存する。
方針は妥当だが実現可能なのか?「敵基地攻撃能力」の構築
受動的BMD策では抑止効果をほとんど期待できない現状
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