岸田政権が掲げる中長期的なビジョン「新しい資本主義」について、現時点では「緊急提言」が出されていますが、正直に言えばどこが「新しい」のか判然としない内容です。従来の資本主義の枠組みを超えるような新たなビジョンを提示するようなキャッチフレーズですから、実際の中身が総花的で当り障りのないものばかりだとしたら、国民の失望を招く可能性すらあります。看板倒れにならないための政策案を考えてみました。